profile
2003年入社。以来一貫して設計技術部に所属。壁式構造の上屋の設計を経て、現在は駅前シェルター・デッキの化粧カバーの設計を手掛ける。週末は少年サッカーのコーチをしているが、今は娘の部活(バレーボール)応援に注力中。趣味としてソロキャンプを始めようと計画しており、サーフィン、スノボ、城めぐりを絡めながらソロキャンプをすることが夢。
Part01
設計担当として駅前設備の心地よい空間づくりに貢献
設計技術部で、駅前デッキの化粧カバーや駅前広場の雨除けシェルター(屋根)の設計業務を中心に行っています。お客様である設計事務所の要望を踏まえ、屋根パネルの構造を検討するほか、人の動線上のどこに屋根を配置するか、断面形状を意匠的にどうつくるかなどを検討していきます。実施物件では元請と打合せをしながら作図を進め、承認を得たら製作する工場と質疑のやり取りを行い、製品を完成させます。施工時は工事担当者、職人さんからの質問や問い合わせに対応し、こまめにコミュニケーションをとっていきます。図面づくりは社外設計に依頼することが多いので、打合せをしながら進めていきます。
私たちが扱う製品は規模の大きなものですが、ミリ単位で寸法を決めなくてはいけません。若干のズレがあれば現場に納まらない場合があるので、設計の段階でかなり細かな部分にまで神経を使います。ほかにも、現場ではさまざまな問題が発生するので、設計担当として柔軟かつ迅速に対応する力も求められています。
設計の仕事は、都市環境の整備に大きく影響を与えています。「安全性」「保健性」「利便性」「快適性」を満たさなければ、都市の問題に直結してしまうので、複合的な観点から設計する必要があると感じています。
Part02
自分が手掛けた物件を、地図上で見つける喜びがある
忘れられない仕事の一つは、初めての夜間作業を経験した、1年以上の大型物件です。施工協力会社の職人の皆さんは昼夜逆転の生活になる中でも「任せてください」と言ってくださり、現場にいるからこその建設的な意見を多く出してくれました。お互い信頼し合い、リスペクトし合いながら仕事を進められたことで、最後までスムーズに完成させることができました。このときにいただいた職人の皆さんからの意見は今の設計にも生かされており、その後の物件でも、現場の意見を聞こうと意識するようになりました。
私たちの仕事は“地図に残る”ものです。自分が手掛けた物件をオンライン地図サービスの航空写真で見つけたときや、旅番組にちらっと映ったときには、いいね!ボタンを心の中で押したい気持ちになります。
また、仕事に携わった方々から高い評価をいただいたときも、うれしい瞬間です。完成後に設計事務所から「また同じ製品を使いたい」と言われたり、地域住民の方々から「駅前の景観が変わって利用しやすくなった」といった声を耳にしたりすると、いままでの苦労が報われ、次の仕事への意欲が湧いてきます。
Part03
設計の仕事がしやすい環境を整えていきたい
設計事務所、ゼネコン、職人や工場の方など、社内外さまざまな領域のプロフェッショナルの方々と知り合い、一緒に協力し合って一つの物件をつくり上げられることは、当社で働く最大の魅力です。また、現場打合せや製品検査などで出張もあり、個人ではなかなか行けない地方を訪れることができます。地元のグルメを探したり、お土産を選んだりするのも楽しみの一つになっています。
長く設計を担当してきたからこそ、今後は、「もう少しやり方を整備できたらいいな」と思う点を改善していきたいです。たとえば、平面の図面だけでは製品をつくることが難しいケースや、現場によっては製品がうまく取り付けられなかったケースもあります。そうした問題が起きないよう、CADの3D機能を有効活用して、工場や工事現場がスムーズに取り付けを進められるように、設計方法のマニュアル化を進めていきたいです。次の世代が同じ課題で困ることがないようにするのが、私の役割だと考えています。
当社には、ベテラン、中堅、若手にかかわらず面倒見がよく、新入社員をあたたかく迎えるカルチャーがあります。これから入社する皆さんは、ぜひ安心して入ってきてほしいです。
- 08:30
出社、メールチェック、工程確認
- 09:00
設計協力図面作図
- 10:00
ラインミーティング
- 11:00
図面チェック、納まりなど相談
- 12:00
昼食
- 13:00
実施物件対応(作図、資料作成)
- 14:00
ライン長ミーティング
- 15:00
実施物件対応(作図、資料作成)
- 16:00
開発関係会議
- 17:00
図面チェック、納まりなど相談
- 19:00
退社