Newsお知らせ
日軽形材とARK、陸上養殖用水槽プラットフォーム「ARK ZERO」デリバリー開始
2025年7月9日
各 位
日軽形材株式会社
株式会社ARK
ARKと日軽形材、陸上養殖用水槽プラットフォーム「ARK ZERO」デリバリー開始

株式会社ARK(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長:吉田勇、以下:ARK)と日軽形材株式会社(本社:岡山県高梁市、代表取締役社長:佐々木英孝、以下:日軽形材)は、共同開発した業務用陸上養殖水槽プラットフォーム「ARK ZERO」について量産体制を確立し、2025年6月より生産およびユーザーへのデリバリーを本格的に開始いたしましたので、お知らせいたします。
本製品は、両社が2023年より共同開発を進めてきた高性能かつ環境配慮型の閉鎖循環式陸上養殖システムで、初期ロットは国内数拠点にて順次導入が開始されています。
<製品概要|ARK ZERO>

● 高断熱・高気密構造:日軽パネルシステム株式会社の「ノンフロン断熱パネルGENESTA」を使用し、光熱費を最大90%削減
● 電力性能 :DCポンプを中心とした水流システムで、省電力化
● 堅牢性・設置環境 :屋外設置可能、アルミ押出形材+樹脂ボディでサビに強い
● モジュール連結設計:現場ニーズに応じて拡張可能な水槽設計、数日で設置完了
● 高度濾過システム :GULLタンクに標準装備、懸濁物・窒素化合物ろ過にも対応
● IoT/DX対応 :*STARBOARD by ARKでリモート監視・アラート各種制御
● 環境配慮型素材 :ノンフロン断熱パネル、再利用可能なアルミ・樹脂材を使用

*ARK ZERO遠隔監視・管理アプリケーション「STARBOARD BY ARK」
ARKと日軽形材は、今後も持続的な水産業の発展のために、水産物の高付加価値化と安定供給への寄与に貢献してまいります。
以 上
本件に関するお問い合わせ:日軽形材株式会社 加工部 (TEL:0866-22-1446)
リリースに関するお問い合わせ:日本軽金属株式会社 広報室 (TEL:03-6810-7160)
<製品バリエーション>
● 蓄養・活魚槽用途向け:ARK ZERO SAVER:単体運用(GULLタンク/BAREタンク)
● 陸上養殖向け:ARK ZERO MATRIX:多連結型RASシステム
● オプション:高濃度オゾンシステム、酸素生成器、加温ボイラー/冷却チラー、自動給餌器、専用LED照明、pH/DOセンサー対応可能、自動給餌器 等

<製品発表会及び展示会出展情報 >
「ARK ZERO」の最新型ユニットは、「第27回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」にて展示予定です。また、当社展示ブースにて両社による製品発表会も行う予定です。発表会のスケジュール等の詳細は、8 月中旬までにご案内を予定しております。
<ユーザーコメント>
静岡ガス株式会社
代表取締役 社長執行役員(COO) 松本尚武様
このたび、「ARK ZERO シリーズ」の生産、提供を開始されたことに、心より祝意を表します。また、同シリーズを当社にて採用させていただくことを大変嬉しく思います。
当社グループはエネルギー事業を基盤に、地域のステークホルダーのみなさまと連携しながら「地域共創」に取り組み、持続可能な地域づくりを推進しております。さらに本年より、陸上養殖事業への本格参入を決定し、新たな挑戦にも積極的に取り組んでおります。
今後もARKさまと連携しながら、社会・地域課題の解決や新たな産業の創出等、新たな価値の創造に努めてまいります。
ARK さまの今後ますますのご発展を、引き続きご期待申し上げます。
株式会社山田商会ホールディング
代表取締役社長 山田豊久様
当社は創業から 120 年の間、エンジニアリングの力で、ガス・電気・水道などのインフラのレジリエンス向上や、健康で快適な生活空間の提供に努めてまいりました。
このたび、くらしに欠かせない「食」にまつわる課題解決を目的に、「ARK ZERO」を用いた陸上養殖事業に取り組むことにいたしました。
株式会社 ARK 様の「海を休ませながら、美味しく安全な水産物を陸上で生産し、地域に新たな産業を創出する」という挑戦に共感し、
当社はこれからも株式会社 ARK 様と事業の協創に取り組んでまいります。
Recruit アルミっておもしろい。
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日軽形材株式会社は
日本軽金属グループですアルミの原料となるアルミナ・化成品をはじめとして各種加工製品に至るまで
長年培われた技術とグループの総合力を生かした多種多様な製品をあらゆる分野に提供しています。