製造部門

素材生成から出荷まで

日軽新潟の製造部門をご紹介いたします。

素材製造部門

押出

アルミニウム押出形材の生産・供給拠点
高強度・高精度・高性能な押出形材を生産

コンテナと呼ばれる加熱された筒の出側にダイス(金型)を固定し、コンテナ内にビレットを挿入、油圧プレスの押出力でダイスに開いた形状のアルミニウム形材を押し出します。

皮膜

アルミニウム表面の美観を保ち
様々なカラーバリエーションに対応する表面処理

電解槽の希硫酸液中で電気分解すると、陽極から酸素が、陰極から水素が発生します。陽極から発生した酸素とアルミニウムが結合して、アルマイトと呼ばれる陽極酸化皮膜を形成します。

POINT

皮膜はいわばアルミニウムのお化粧です。皮膜によって、アルミニウムの外観は輝きを増し、さらに錆びにくくなるという効果もあります。また、アルミニウムの表面をカラーリングすることもできます。

加工部門

輸送製品

押出形材を組み合わせたトラック用のアオリ面体や
リアドア、テールゲートでどの輸送製品を加工・組立

トラックの用のアオリ面体は、日軽新潟のトップシェア製品のひとつです。鏡面仕上げで出荷され、トラックのボディとなったときにアルミニウムが鏡のように輝きます。

電機・電子機器

精密押出形材に切削・接合等の加工を施し
自動電子機器用ヒートシンク材等を生産

当社のコア技術である摩擦攪拌接合「FSW」では、金属を溶融させることなく接合することができます。そのため加工ひずみが少なく、仕上げ面がきれいな接合を実現することができます。

溶接

曲げ加工、自動MIG溶接機、TIG溶接機により
給水タンクや燃料タンク、アルミブリッジ等を加工

アルミニウム溶接は一般的に溶接難易度が高い材質とされていますが、作業者は溶接技能検定を取得し、薄い板材から厚い形材まで幅広く製作しております。また軽金属溶接協会認定のR級を取得しており、品質及び安全性を確保し、お客様に満足して頂ける製品作りを行っています。

圧延

アルミニウム粉末に中性子吸収機能を有するボロンを
混合した、商標名「MAXUS®」を生産

原子力発電所や医療機関のレントゲン室など、高線量区域での放射線遮蔽材として利用されています。

容器製造部門

容器

密閉性や衛生面、印刷面などあらゆる視点から
研究を重ねた高品質の大型アルミ容器を製造

大型アルミ容器はビールや日本酒などの飲料用アルミ樽から、近年では生ビールサーバー用洗浄容器、コーヒー豆用アルミ樽など、 その用途を拡大しています。またアルミ樽製造で培われたプレス技術を活かして自動車用リチウムイオン電池の角容器も生産しています。

工場見学に関するご連絡025-255-3141